写真:川越 賢志朗

2018年度 ピアノ調律科卒業

川越 賢志朗さん

(富山県出身)

冨田ピアノ(有) 勤務

現在の業務内容

私は、工房で中古ピアノや依頼を受けた修理などを主に行なっております。

仕事のやりがいと魅力

中古ピアノを修理しているので、いろいろな年代や各メーカーのピアノを見たり、触れることができ、そうしたことは、なかなか貴重で魅力的だと思います。中古ピアノや依頼されるピアノの中には、状態がすごく悪いものもあり、本当に直せるのかなと思ってしまうものもあります。手を加え修理することで、しっかりと音を奏でられる状態になった時は、すごく達成感を感じます。また、使われなくなったピアノをもう一度再生して、誰かに弾いてもらえる、弾いてもらえてると思うととても嬉しい気持ちになります。

在学中の思い出

一番印象に残っているのは1コマ90分の調律の授業で、割り振りの最初の4度を2コマ180分聴き続けたことです。全然聴くべき音が聴こえず、おかしくなるんじゃないかと思うくらいキツかったの覚えています。いろいろと調律の授業では、苦労や失敗をしました。今となってはいい思い出ですかね(笑)