• よくある質問

受験や学校生活、就職についてのあらゆる疑問や不安にお答えします。

入学編
  • Q.AO入試、推薦入試、一般入試の特徴を教えてください。

    A.AO入試の特徴は、本校が定めるアドミッションポリシーと照らし合わせ、受験される方の適性や学習意欲、入学後の目標を重視するものです。推薦入試の特徴は、受験される方の学習状況や職務経歴、課外活動など、日頃の努力や成果を重視するものです。一般入試の特徴は、受験される方の能力や適性、学習状況や職務経歴など、総合的に評価するものです。

  • Q.受験資格について、年齢制限はありますか?

    A.本校は専門学校(専門課程)ですから、高校卒業以上の学歴があれば、どなたでも受験は可能です。

  • Q.大学生や社会人の方は入学されますか?

    A.例年、短大・大学卒業者(中退者)、または社会人を経験した方が入学されます。入学された方の約17%となります。

  • Q.AO入試は大学生や社会人の方は受験することはできますか?

    A.AO入試は大学生や短大生、社会人の方も受験することができます。但し、本校のオープンキャンパスや進学相談会、学校見学など、いずれか1回以上の参加歴が必要となります。

  • Q.社会人用の入試はありますか?

    A.社会人用の入試は、推薦入試と一般入試に用意しています。それぞれの入試では「実技」「面接」のみ実施します。加えて、AO入試も受験することができます。AO入試を受験される場合は、本校のオープンキャンパスや進学相談会、学校見学など、いずれか1回以上の参加歴が必要となります。

  • Q.入試科目の対策をどのようにすればよいか不安です。過去問などありますか?

    A.過去問などはありませんが、毎年5~8月に高校3年生以上の方を対象に「AO対策つきオープンキャンパス」を開催します。本校担当者から注意点をアドバイスさせていただきながら、AO入試の対策を行います。ご自身の課題を見つけていくとともに、後日本校から個々に合わせた客観的なアドバイスを郵送しますので、ぜひご参考にしてください。

  • Q.学校推薦がもらえるかわかりません。推薦入試は受験できないでしょうか?

    A.高校3年生の方は、学校推薦、自己推薦、企業推薦の3区分があります。そのため、学校推薦がもらえない場合は、自己推薦や企業推薦で推薦入試を受験することができます。自己推薦は、自分で自分を推薦する制度です。そして、企業推薦は、音楽・楽器関連企業の経営者の方などが推薦する制度です。

  • Q.特待生制度について教えてください。

    A.本校は、独自の特待生制度を設けており、より学びやすい環境を用意しています。特待生は、AO入試特待生、推薦入試特待生、一般入試特待生となります。それぞれ免除額が5種類、2種類、2種類となります。特に、AO入試特待生は約20%の採用を予定しています。

授業編
  • Q.カリキュラムについて教えてください。

    A.本校で用いるテキストは、これまでの指導法や教材研究、企業などからの提言を参考に毎年改訂を行う独自の教材です。写真や図、グラフが多いのが特徴です。見えない音の波をグラフにするなど、視覚的にわかりやすく構成されています。加えて、カリキュラムは、基礎技術の定着のために反復練習を行える内容となっています。具体的には、工具の扱い方、楽器の構造や特徴、役割、材質などを理解しながら、段階を踏んで技術を習得していきます。そして、基礎技術を土台にした応用力を養成していきます。

  • Q.学校の授業は毎日あるのですか?

    A.月曜日から金曜日まで、午前9時5分から午後4時25分まで授業があります。加えて、土・日曜日に学校行事が行われることもあります。午前は8時から午後は5時50分まで、教室は解放されていますので、実習を進めたり復習をしたりと自由に使用することができます。

  • Q.授業は実習中心と聞きました。授業についていけなくなることはありますか?

    A.本校は学生全員の卒業・就職を目標に、技術をしっかり習得できるように指導しており、そのために導入しているのがクラス担任制度です。学生の日々変化する習得状況を担任がチェックし、個々に応じたアドバイスで学生全員を高い技術レベルにまで引き上げていきます。

  • Q.楽器の技術習得にあたり、それぞれの楽器を演奏できないといけませんか?

    A.演奏が上手だからといって適性があるとは限りません。逆に演奏が不得手だからといって適性が無いとも限りません。ただ、管楽器リペア科では修理箇所の判断や仕上げの確認などで正確な音程での演奏力は必要といえるでしょう。音楽サービス創造学科ではいろいろな楽器の楽しみ方を知るために、楽器演奏の授業が行われています。

  • Q.音楽サービス創造学科だけが3年制なのは、どのような理由があるのですか?

    A.総合的な学びで就職先を広げていけるよう3年制学科に設定。ピアノ調律・整調技術、管楽器やギター、バイオリンのリペア・販売技術、電⼦楽器の学び、舞台技術など、2年次前期の段階で、業界が求める⽔準を効率的に習得。2年次後期から、専攻分野(鍵盤、管、舞台・ギター)を選択し、希望進路に適した専門性を⾼めます。

  • Q.クラス担任制について教えてください。

    A.担任は学生の個性や特性を尊重し、個々に合わせた効果的な伝え方や指導を重視しています。加えて、実習中心のカリキュラムのため、出席管理を行いながら、日々の様子や技術習得に対する各自の姿勢も把握した指導を行っています。現在では、指導においてタブレット端末の導入も進み、目標進捗管理、課題分析や解決策の提案など、担任と学生の情報共有を行っています。加えて、データ化された資料への書き込み、コミュニケーションの円滑化、予習や復習に役立つ作業動画の配信など、学びの利便性や多様性が進んでいます。

  • Q.インターンについて教えてください。

    A.本校は、企業や行政機関金の協力のもと、多彩な現場へ赴き、就職前から即戦力を身につけていきます。現在、名古屋市昭和区役所と地域行事でのステージ運営などにおける連携を図り、区の発展に協力するため、協定を締結しています。そのため、地域の祭りやイベントなどのステージで演奏し、音楽を介した人との触れ合いを創出しています。加えて、楽器店からの依頼・指導を受け、小学校や中学校で楽器リペアに取り組んだり、楽器店やイベント会場、劇場など、さまざまな現場で実習を行います。そして、名古屋市からの依頼で児童福祉施設のピアノを調律します。これは、社会貢献も兼ねた実践を積んでいくものでもあります。

  • Q.学校行事について教えてください。

    A.本校は、工場見学や楽器フェアなどで業界・職種に対する理解を深め、学園祭で実務能力向上を図っています。学園祭では、音楽・楽器の素晴らしさを地域の人々に共有し、活性化に貢献しています。そして、企画・運営の力を伸ばしていきます。加えて、工場見学では、楽器作りの現場を訪問し、業界・職種に対する理解を深め、自らの具体的な将来像を描いていきます。さらに、国内最大の楽器イベントなどを視察し、最新の技術やサービスのほか、生の情報に触れ、音楽知識の幅を広げていきます。

  • Q.どのような資格を目指すことができますか?

    A.音楽サービス創造学科では、国家技能検定「舞台機構調整技能士」や国家技能検定「ピアノ調律技能士」の資格取得をめざすことができます。劇場やコンサート会場、ライブハウスで音響などの舞台機構の調整を行うことができる舞台機構調整技能士や、ピアノ全般に関する知識や技能、実務能力などを備えたピアノ調律技能士の取得をめざし、講師陣がバックアップをしていきます。ピアノ調律科では、国家技能検定「ピアノ調律技能士」の資格取得をめざすことができます。本校は、試験会場に認定されているため、慣れた環境で試験に挑むことができ、心理的に大変有利です。管楽器リペア科では、「ヤマハ管楽器技術評価試験」の受験をめざすことができます。この評価試験は、ヤマハ特約楽器店技術者が対象の管楽器リペアグレードの実技技能試験と同内容で、評価の内容によっては有効な技術力の証明になります。

  • Q.設備の利用は授業以外でも可能ですか?

    A.授業開始前では午前8時から、授業後は午後5時50分まで利用することができます。

学校生活編
  • Q.学生は全国から入学してくるのですか?

    A.本校は、全国から学生が入学してきます。例年、通学圏内である東海三県(愛知、岐阜、三重)からの入学者は約40%。北は北海道から南は九州、沖縄出身の入学者は約60%です。そのため、全国へ就職をしていくのも特徴の一つです。

  • Q.遠方に住んでいるのですが、名古屋での暮らしは1ヵ月いくらくらいかかりますか?

    A.住居費は学生会館、学生マンション、民間アパートなどにより多少の差があります。その他の費用としては、食費や光熱費、教養娯楽費、通信費などをあわせて6万円~7万円で生活している学生がほとんどです。

  • Q.アルバイトは在学生のうち何人くらいがしているのですか?学生生活と両立できるのでしょうか?

    A.全学生のうち、およそ60%近くの学生がアルバイトをしています。学校周辺にはコンビニエンスストアやスーパーマーケット、飲食店などが多く、それらの店で接客業をしている学生も多くいます。週に3日程度で無理なくやっています。楽器店で音楽教室受付などのアルバイトをしている学生もいます。

  • Q.入学手続きの費用として、日本学生支援機構の奨学金を使えますか?

    A.日本学生支援機構の奨学金は最初の貸与が入学後になるため、入学手続きでは使えません。正式採用後、貸与金を貯めて後期分の授業料や進級後の学費に使うことは可能です。 入学時の費用の工面には、国の教育ローンなどの利用をお考えください。

就職編
  • Q.進路支援について教えてください。

    A.進路指導担当者が、キャリアガイダンスや企業訪問、個別面談などにより、適切な進路選択のサポートを行っています。本校の進路指導で大切にしていることは、自分の意思を明確にすること。つまり、地域を優先に進めるのか、業種で進めるのか、または独立開業を目指すのかなど。その希望に基づいた進路選択や就職分野、候補企業を見い出し、次のステップに移っていきます。さらに、音楽・楽器業界企業とのパイプを活用した更なる求人開拓を目指し、情報収集や就職活動の手助けを行います。就職へのプログラムは、面接練習やOB・OGによる講話、業界人の特別講義などを実施。最終学年には一人ひとりにあわせた「卒業前研修」を実施しています。

  • Q.就職活動はどのように行うのですか? 具体的に教えてください。

    A.1年時から就職ガイダンスなどを重ね、意識を高めていきます。業務内容や働く地域といった様々な要素について考えながら自分の方向性を絞っていきます。また、これまでに築き上げてきた本校と企業との信頼関係により、個別での会社見学や訪問を受け入れてもらえる企業が多く、その機会を通して業界の研究を深めていきます。最も就職活動が本格化するのは2年生(音楽サービス創造学科は3年生)の夏休み以後。採用試験に向けて履歴書や礼状の書き方など、きめ細やかな指導を行っています。

  • Q.卒業後の就職先はどのようなところになるのですか?

    A.就職分野は、製造業・卸業・小売業・技術サービス業・音楽サービス業の5つ。製造業とはメーカーや工場のことで、卸業とは楽器の輸出入に携わる商社のことです。小売業は楽器店、技術サービス業とは工房や技術専門会社となります。音楽サービス創造学科出身者が多い音楽サービス業は、イベントや舞台、音響などに関する仕事を行います。本校の卒業生で最も多い就職分野は小売業です。

  • Q.卒業後、地元(出身地)に帰って就職したいのですが、学校で紹介していただけますか?

    A.基本的に本人の意思を尊重した就職斡旋を行っています。ただ、楽器をつくる仕事(製造業)に就きたくても出身地には該当する企業が無い場合(例えば管楽器の製造業は関東地区中心)もあります。就職分野や将来の方向性、家庭環境などと併せて、何を最も優先するかを考えることが大切です。

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