今回は、クラリネットのキィ、通称「四枚
羽根」のバネの強さについて紹介します!
バネの強さによって、キィを押す時の力と
戻ってくる力が変わってきます。奏者の好
みもありますが、しっかりと調整をしなけ
れば吹きにくくなってしまいます。
1枚目の写真中央にある4つのキィが「四枚
羽根」と呼ばれるキィです。バネの強さに
も順番があって、1番強くしなければなら
ないのが1のA♭/E♭キィで、その次に強
くするのは2番のF#/C#キィです。これ
らのキィはクローズドキィと呼ばれる、
キィを押すとタンポが上がる仕組みのキィ
です。3番目に強くするのは、かなり差を
つけて3番のLowF/Cキィです。
最後は4番のLowE/Bキィです。これは指
を離して持ち上がる最低限の力で大丈夫で
す(^^)vこの2つのキィはオープンキィと
呼ばれるキィを押すとタンポが閉じる仕組
みのキィです。こういったように、コルク
やタンポだけでなく、小さなバネ一つひと
つ調整して、吹きやすい楽器づくりをして
いきます!