管楽器の授業で、トランペットの解体
作業を先生に実演して頂き、私達は作
業補助を行いました。トランペットな
ど金属同士が組み合わさっているもの
は、融点の低い金属を繋ぎ目に流し込
んで固めることで出来上がっています。
これは「はんだ付け」と呼ばれる作業
になります。2年生からは実際に私達
もはんだ付けに取り組んでいきます。
はんだは、主に鉛などの合金で作られ
ており、楽器本体に使われている金属
よりも融点が低いため、すぐに溶けて
流し込んだ形状のまま短時間で固まり
ます。
この作業を通してガスバーナーと軍手
を使用していましたが、火を当てる方
向を間違えてしまうと手を火傷してし
まうため、その場にいた全員がハラハ
ラしながらとても注意深く観察してい
ました。はんだが流れ込んで欲しい場
所にきちんと入って綺麗に固まると、
楽しさや爽快感を感じました。
今回は技術だけでなく、第一に怪我の
ないようにする姿勢を学べたと思いま
す。