フルートの試験が無事終了し、授業は
サックスへと進みました。授業で教
材として使用する楽器の中には、
年代がバラバラなものも用意されて
います。
隣の人の楽器は現役で数も多い楽器
だが、私の楽器は25年ほど前まで
メジャーだった型なんていうことが
あります。現場に出ると何十年前の
楽器もあり得るため、実践力を磨く
のに役立つと考えています。それぞ
れの楽器でパーツが違ったり、基準
が違ったりすることがあるので、
気をつけなければいけません。
作業をしていると発見もあります。
たとえば、「思いの外、楽器のパー
ツ自体の変遷が少ないな」「製造
番号が数字だけで収まらなくなっ
ていてアルファベットも使われる
ほど楽器が生まれているな」など、
学ぶことも多いです。