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2023.07.04

ピアノ調律303

先日、音楽美学という授業がありま

した。年に2回しかない授業で、

『ラ・ボエーム』というオペラを

鑑賞しました。これはジャコモ・

プッチーニが作曲した4幕オペラで、

最もよく演奏されているイタリア

オペラのひとつと言われています。

主な登場人物は、貧しい4人の

芸術家(ロドルフォ:詩人

マルチェッロ:画家 ショナール:

音楽家 コルリーネ:哲学者)と

お針子の女性(ミミ)と画家の元彼女

(ムゼッタ)の6人です。舞台は1830

年代のパリです。

簡単にあらすじを話すと、第1幕で

は、クリスマスイブの夜に詩人の

ロドルフォとお針子のミミが恋に

落ちます。第2幕では、画家の

マルチェッロとムゼッタが再開し、

お互い惹かれ合いよりを戻します。

第3幕では、ミミの病気が発覚し、

貧しいロドルフォでは面倒をみる

ことができないとなり、ミミの

ことを愛してはいるがお互いの

ためにと別れる決断をします。

第4幕では、病気が悪化して危篤

状態のミミがロドルフォの前に

現れ、最期を迎える。という劇的

な幕切れをして終演します。

私はこのオペラを鑑賞して、一部

の芸術家しか成功しない世界で

貧しいながらも生きていた4人の

芸術家をすごく尊敬しました。

その中で、愛したいと思える女性

に出会い、彼女のためにと考えら

れるロドルフォに心を打たれまし

た。また、このオペラの終わり方

は悲しいですが、途中では陽気な

シーンも多く、面白い作品なので、

よかったら鑑賞してみてください。

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