現在、金管の授業では凹み直しの
授業を行っています。1年生の頃は
トランペットのベル胴部の凹みを
出す実技を習得しましたが、2年
生では更にパワーアップ!
ベル胴部に加え新たに3種類の
凹出しを学んでいます。私が力を
入れているのは、トランペット
ベル縁の変形修正です。
ベルのふち(1番広がっている部分)
がめくれたように変形したものを
周辺の形と合うように修正する作業
です。まず初めに木ハンマーを使い、
大きくめくれた部分を叩き、
大まかに修正します。その後、芯金
(しんがね:凹みを直すための棒)
を使い、ベルの形に沿った滑らかな
曲線に戻していきます。
特に難しいのが滑らかな曲線に戻す
工程で、ベルの内側の角張っている
ところに芯金を当てるのですが、
その角度が正確でないといけません。
逆に、角度と力の掛け方が正確で
あれば、スッと凹みが出てくれます。
その瞬間はとても気持ちよく、やり
がいを感じます!角度と力の掛け方
をたくさん練習し、素早く直せる
ように頑張ります!