夏休み期間、森ノ宮ビックトップで生まれて初めてのサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」を鑑賞するなど芸術に触れる機会があり、とても有意義に過ごしました。台詞はショーの世界観の中でしか伝わらない未知の言語で、演者の表情や体の動きのみで喜怒哀楽とストーリーを伝えるのはとても技術の要ることだろうなと感じました。
サーカスの醍醐味とも言える「空中ブランコ」は特に印象に残っています。足だけをブランコに掛けて宙吊りになっているペアの相手の揺れるタイミングを見計らって手を掴み、また手を離して着地するというクライマックスには驚きました。加えて、空中ブランコが始まる少し前に、落下した人を受け止める大きくて頑丈な網のセッティングがありました。
それらの器具が視界を遮らない程度の存在感であるにも関わらず、素早いセッティングができる効率の良さや網に力が掛かっても必ず外れることのない頑丈さなど、さまざまな性能が感じられ感銘を受けました。