夏休みが明け、バイオリンの授業では駒(こま)という部品のテンプレート製作を行っています。駒とは、バイオリンの4本の弦を所定の位置で支え、弦の振動を表板へ伝えるとても重要な部品です。
書いた線の少し外側を糸ノコギリで切った後に、ヤスリで線のギリギリまで滑らかな曲線になるように削って作ります。紙のテンプレート表に合わせて形を微調整していくのですが、これが想像以上に難しくて何度か先生にアドバイスを貰いながら作業をしました。
試行錯誤して先生に合格を貰えた時は、達成感があり嬉しかったです。この作業に2時間程度かかり、一つのバイオリンを完成させるのにどれほどの技術や時間を要するのか、、、と改めて思いました。
初めてのバイオリン製作ですが、少しずつパーツの役割などを理解することができるようになってきました。知らないことばかりだからこそ、毎回多くの新しい発見があり面白いと思いました。