現在、「調弦(ちょうげん)」という
ピアノの弦を貼り直す作業を行ってい
ます。今まで修理の作業量が5~6工程
ぐらいだったのが、調弦になると14工
程にも増えました。そのため、気をつ
けなければならないポイントや道具の
名前など、覚えなければならないこと
が多くなりました。現在は、ピアノ本
体ではなく、写真のようなキットを使
って実習をしています。
いきなりピアノ本体から作業をすると、
混乱してしまうからだそうです。最初
は覚えることが多く、テキストを見返
したり、友達と相談したりでした。
しかし、一つひとつ丁寧に作業や気を
つけることを覚えることによって、混
乱することが少なくなってきました。
また、自分自身で綺麗な弦の巻き付け
方等の工夫もできるようになりました。
そのため、仕上がりが最初の頃よりも
綺麗になりとても嬉しかったです。