昨春からウクレレを作っています。
今回はウクレレの表面に光沢を出すた
めに「素地調整」という作業を行いま
した。細かい目の紙ヤスリを使って表
面をある程度滑らかにした後、包丁な
どを研ぐ砥石(といし)を粉状にした
「との粉」を表面に擦り付けることで
最終仕上げに入ります。
ムラがないよう、一面全てを均等な滑
らかさにするのが難しくなかなか表面
が綺麗にならないので、苦戦していま
す。しかし、力を掛けすぎず、円を描
くように表面を磨くことを意識して頑
張りました。うまく素地調整ができれ
ば、光が反射するようになるほど艶々
になるのですが、端の方まで満遍なく
できていると思っても、光沢の付き方
にムラがでてしまい端だけ磨ききれて
いないことが多いので注意が必要です。
ずっと磨き続けるだけではなく、数分
毎に表面を指で触れながら状態を見る
ようにしています。見ためだけでは分
からない凹凸が分かるので、何度も確
認してはそこを重点的に磨くなどして
美しい面を作れるよう意識しています。
着々と滑らかになっていく表面を見て
達成感と楽しさを感じています。