鍵盤楽器の授業で、ならし調整を練習
しています。ならし調整とは、演奏性
を高めるために鍵盤の高さを水平に合
わせる作業です。鍵盤のフェルトの摩
耗や乾燥で木が縮むことがあるため、
高さの調整をしないといけません。
高さがちがう鍵盤だと、タッチ感が変
わり弾きにくいです。初めに、揃えた
い鍵盤の範囲に定規をあて、その他の
鍵盤の高さを見ます。
高さの調整には「バランスペーパーパ
ンチング」と呼ばれる紙を使用します。
色ごとで厚みが異なり、赤は0.3mm、
黄色は0.15mm、水色は0.08mm、
白が0.04mmとなっています。
バランスペーパーパンチングを取る際
は、ピンセットを使用します。これは
手の皮脂で紙の厚さが変わるのを防ぐ
ためです。ミリ単位の細やかな作業に
なります!!
やはり、高さにあったバランスペーパ
ーパンチングを選ぶのが難しいです。
まだ適正な選択ができず、選んだ紙が
厚すぎて鍵盤が高くなってしまったり、
薄すぎて低くなってします。でも、綺
麗に揃った時は達成感があって楽しい
です!