6月30日(金)からオクターブ調律の
練習がスタートしています。
ピアノは、ほとんどの鍵盤1音につき
2本または3本の弦が張られています。
オクターブ調律とは、その真ん中の
弦、基音を調律していくことです。
その際、ロングミュート(弦の間に
差し込んで、各鍵盤の音が1本ずつ
鳴るようにする赤い布)とそれを弦に
挟むためのバックチェックツールと
いう木製の道具を使います。
この調律は、唸り(うなり)が聞き取り
づらいことが分かりました。「唸り」と
は振動数がわずかに異なる2つの音を
同時にならすことで「ゥワーン」と音が
大きくなったり小さくなったりする
現象のことです。最初は唸りが聞き
取れず苦戦しました。
しかし、だんだんと慣れてくると唸り
がなくなり音がピタリとはまる瞬間が
あり、とても楽しく感じるようになり
ました。