私は夏休みの自由研究のため、静岡県にある「浜松市楽器博物館」へ行ってきました。ここでは世界各国の楽器が約3,300点所蔵されており、日本一の規模を誇る楽器博物館です。館内に入って直ぐその凄さを感じました。見たこともないような民族楽器や打楽器、バイオリンとその先祖や仲間で面白い形をした弦楽器など、初めてみる楽器がたくさんありました。
そして私が一番面白いと思った楽器がこちらの二重奏用ピアノ。あのショパンが愛したと言われているメーカー「プレイエル」のピアノです。両側に鍵盤がついており、向かい合う形で二重奏ができるピアノです。発想はもちろんのこと、トリックアートを見ているような、見ていて不思議な気持ちになるピアノでとても興味深いと思いました。
そして、クラリネットの仲間たちもたくさんありました。普段見慣れているのと同じようなクラリネットから、見たこともないような小さな楽器「オクタヴィン」がありました。どんな音が出るのか、どんな吹奏感なのか吹いてみたくなりました。
ピアノメーカー、ピアノの先祖、小物楽器にオルガンなどなど、授業で学んだ楽器がたくさんあり嬉しくなりましたし、より学びを深めることができ実に有意義な自由研究となりました。楽器好きの方なら、色々な楽器を生で見てとても楽しめる博物館だと思うので、ぜひ行ってみてください。