2026年8月2日(日)、愛知県吹奏楽コンクール県大会「大学、職場・一般の部」が幸田町民会館 さくらホールで開催されました。
管楽器リペア科の学生たちは、この日「裏方」として大会運営に協力させていただきました。

来場者の案内、出演団体の誘導、そして楽器の搬出—舞台の上で楽器を演奏する側にいた学生たちが、この日は舞台を支える側に回ります。かつて自分たちも出演者としてコンクールを経験したからこそ分かる「出演者が気持ちよく演奏できる環境づくり」を意識しながら、慣れない業務にも一生懸命取り組みました。
裏方を終えた学生たちに話を聞いてみたので、その声の一部をご紹介します。
◆ 出演者誘導を担当した学生
「予定通りの時間で誘導していたのですが、途中で進行が早まり、自由曲(※各団体が自由に選んだ2曲目)が終わる頃には次の出演団体を舞台袖(※舞台の脇にある、出番を待つスペース)に待機させられていませんでした。
進行が早まっていることに気づいたのも、舞台袖の担当者から『次の団体がまだ来ていません』と言われてからで、対応が遅れてしまいました。誘導担当と舞台袖担当の間で連絡が足りなかったこと、そして自分たちも裏で待つだけでなく、舞台袖まで足を運んで進行状況を確認するべきだったと反省しています。
結果として、時間通りに動いてくださっていた出演者の方を急がせてしまい、申し訳ない気持ちになりました。」
◆ 同じく誘導を担当した学生
「先輩と連携を取りながら、全体を通して滞りなく誘導できたと思います。タイムテーブルに載っている団体名や時間を覚えて、全体の流れを把握しながら動けたのが良かったです。」
◆ 誘導班で活動した学生
「初めてで慣れない中でしたが、トヨタ吹奏楽団の方々と協力しながら動くことができました。午後になって少し慣れてくると、『どうすればもっと効率よく動けるか』を自分で考えたり、周りと相談したりできるようになりました。」
◆ 楽器搬出を担当した学生
「扉をしっかり閉め切れていなかったり、演奏者の方が通った後の扉にまで気を配れていなかったりと、反省点が多くありました。
搬出用トラックの状況や『次に何を運び出すか』の把握が不十分で、思わず反射的に団体の楽器に触れそうになった場面もありました。楽器は許可なく触れてはいけないという意識がまだ甘かったのだと思います。
また、搬出口だけでなく一般車の出入りにも気を配る必要があったので、もっと広い視野を持って動くべきだったと感じています。」
「裏方」は目立たない仕事ですが、演奏者が安心して舞台に立てるかどうかは、こうした一つひとつの気配りにかかっています。
今回学生たちは、成功も反省も含めて、教室では学べない貴重な経験を積むことができました。





