2025年5月9日（金）、音楽サービス創造学科の2～3年生を対象に、特別講義が行われました。今回の講師は、プロドラマーとして第一線で活躍されている今泉正義（いまいずみ まさよし）さん！

日本を代表するアーティストのライブやレコーディングにも多数参加している方です。

今回のテーマは「現場から学ぶプロフェッショナル・ドラマーの世界〜演奏技術と心構え〜」

プロとしての演奏技術だけでなく、実際の音楽現場で必要とされるスタッフのスキルや、ドラム機材の基礎知識、トラブル対応のコツまで、幅広く教えていただきました。さらに「信頼される裏方」になるために大切なことも、現場目線で語っていただきました。

講義を受けた学生の感想を紹介します。「ドラムについては正直、ほとんど知識がなかったんですが、セッティング方法やチューニングのコツなど、とてもわかりやすく教えてもらえました。自分にとっての“いい音”を見つけるために、もっといろんな音楽を聴いて感性を磨いていきたいです。アーティストのエピソードや裏話もユーモアたっぷりで、すごく楽しく聞けました！」「普段は裏方の方のお話を聞くことが多いので、プロのミュージシャンの話を直接聞ける機会はとても貴重でした。中でも印象に残ったのは“音楽との向き合い方”についての話です。今泉さんが『ときには、自分の好みじゃない音楽を聴くことも大事』とおっしゃっていて、ハッとさせられました。たしかに私はいろんなジャンルを聴くつもりでいたけど、クラシックは自分からはあまり聴かないことに気づいたんです。これからは、好みにとらわれず、もっと広い視点で音楽を学んでいきたいと思いました。それに、今泉さんのお人柄にもすごく感動しました！プロの方なのに、私たち学生にも気さくで、面白くて、たくさん笑わせてくれる方でした。ここでしか聞けないような裏話もしてくださって、本当に貴重な時間でした！」音楽業界の“リアル”を、プロの視点から学べる機会はそう多くありません。今回の講義を通して、学生たちは演奏技術はもちろん、音楽に対する姿勢や、現場で信頼されるために必要な“人としての在り方”も学んだようです。