こんにちは!ギタークラフト・リペア科1年生です。
今回、アコースティックギターのパーツ「スクラッチパッド」を自分で作ってみました!
■スクラッチパッドって?
ギターのボディに取り付けて、爪などでこすったり叩いたりすると、独特の「コツコツ」という打音が出せるパーツです。
ストロークの合間にリズムを加えられるので、弾き語りなどで使われることもあります。ただ、基本的には最初から付いているギターを買わないと手に入らないパーツです。
そこで今回は、思い切って自分で作ってみることにしました!
■製作の流れ
① 型を取る
Ibanezのギターをモデルにして、自分のギターに合わせてプラスチックの板(プラバン)で型を作りました。
② 木に型を写す
取った型を使って、木材に線を引きます(この作業を「けがき」といいます)。
通常、スクラッチパッドにはギターの表板と同じスプルースが使われますが、今回は美しい波のような模様(フレイム杢)が入った栃(とち)の木を使ってみました。

③ 切り出して形を整える
けがきに沿って糸鋸で切り出し、外周をサンダーや紙やすりで整えます。
大まかな形ができたら、自分のギターに当てて、はみ出している部分を少しずつ調整しました。
④ 仕上げ
最後に厚さを整え、角を丸く削り(面取り)、オイルを塗って完成です!

■作ってみて感じたこと
実際に作ってみて、「パーツ1つ作るのも、こんなに大変なんだ」と痛感しました。形が複雑だったこともありますが、「薄い板から形を切り出し、整え、調整する」と書くとたったこれだけに見えて、実際はひとつひとつの作業が想像以上に大変で、時間がかかりました。
それでも、自分のギターにぴったり合う世界でひとつのパーツができたときは、とても嬉しかったです。
ここで身につけた技術を、これからのギター製作に活かしていきたいと思います!

