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2024.03.12

音楽サービス創造501

1月末に名古屋市北区にある「名古屋市青少年交流プラザ(ユースクエア)」に行き、舞台の実習授業を行いました。今回は、山台(=雛壇。舞台に組まれる階段状の舞台)を組む実習です。

組まれているところは見たことがあっても、実際に自分たちで組むことはあまりなかったので、とても刺激になりました。山台を組む前に確認しなければならないことがあります。それは「どこに組むか」です。照明などの機材があることや、舞台の広さなどの情報をもとに、きちんと中心や縦横幅を測って山台は組まなければなりません。また舞台業界では、「尺貫法」と呼ばれる、普段私たちが使用するメートルやセンチとは異なる単位を使います。例えば、1間(けん)と言う単位は182cmの長さを表します。このように少し変わった単位を用いて長さを測り、テープなどで目印を示しておきます。

そこから、箱馬(高さを変える台)や平台(実際に私たちが乗る舞台)などを使って、山台を組んでいきます。大きな木材なので、一歩間違えれば事故に繋がるため、お互いに声を掛け合いながら3段ほどの山台を組むことができました。

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