2026年9月26日(土)、管楽器リペア科の学生4名が福祉施設を訪問し、ボランティア演奏を行いました。
今回演奏を行ったのは、学生によるアンサンブルグループ「accord(アコール)」です。「accord」には「調和」という意味があり、メンバー同士の協力や音楽を通じたつながりを大切にしながら活動しています。
本番に向けては、メンバー全員でスケジュールを調整し、週に1回以上集まって練習を重ねてきました。演奏技術だけでなく、当日の進行や準備についても話し合いながら、一つの演奏会をつくり上げました。



演奏後、学生たちに今回の活動について話を聞きました。
ボランティア演奏に向けて頑張ったこと
「メンバー全員でスケジュールを調整し、最低でも週に1回は集まって練習しました。また、『accord』のコンセプトである『調和』を大切にし、演奏だけでなく準備段階からお互いに協力しながら活動できるよう心掛けました。」
演奏して良かったこと、課題に感じたこと
「練習中は、accordというグループとして曲をどのように表現するかについて、メンバー同士で何度も話し合いました。テンポや強弱だけでなく、曲の雰囲気や伝えたいイメージを共有しながら練習を重ねたことで、本番ではその成果を発揮することができたと思います。」
一方で、課題も見つかったそうです。
「今回の演奏会では、お客様の反応に合わせて進める『双方向の演奏』が十分にできませんでした。少人数編成でのコンサート経験が少なかったこともあり、お客様の様子を見ながら進行する難しさを実感しました。今後はこうした経験を積み重ね、より楽しんでいただける演奏会を目指したいです。」
演奏活動を通して得られた学び
「今回の演奏会を通して、私たちは改めて『楽器が好き』だという気持ちを実感しました。普段は楽器の修理や調整について学ぶ時間が多いため、演奏者としてステージに立つ機会はそれほど多くありません。しかし、実際に演奏する立場を経験したことで、楽器の状態が演奏に大きく影響することを改めて感じました。」
さらに、「奏者の立場に立ったことで、修理やメンテナンスの重要性を再認識することができました。今回の経験を、今後リペアマンとして成長していくための学びにつなげていきたいです。」と話してくれました。
管楽器リペア科では、楽器の修理技術を学ぶだけでなく、演奏活動やボランティア活動などを通して、演奏者の気持ちを理解できる技術者を目指しています。
今回のボランティア演奏は、学生たちにとって音楽の楽しさを再確認するとともに、リペアマンとしての視野を広げる貴重な経験となりました。
今後の学生たちの活躍にもぜひご期待ください。

