2025年8月26日(火)と28日(木)の2日間、ピアノ調律科2年生の学生たちがインターンとして名古屋経済大学を訪問しました。
キャンパス内にあるピアノを実際に調律・調整・修理しながら、普段の授業で学んだ技術を実践する貴重な経験を積むことができました。
学生が書いた作業報告には、こんな記録がありました。
・「昨年の442Hzから約3Hz下がって439Hzになっていました。特に低音・中音域が下がっていたため、本律のみを行いました。」
・「マフラーペダルを踏んだとき、高音部だけ音が消えない状態になっていたので、ネジを締め直し、全ての鍵盤に効果が出るようにしました。」
・「内部の埃を掃除機で取り除き、鍵盤や外装の指紋・埃もクロスで丁寧に拭き取りました。」
・「バランスブッシングクロスのガタを全て直せなかったので、次回はアイロンを使って修理をお願いしたいです。」
普段はなかなか触れることのできない“現場のピアノ”を前に、学生たちは真剣に作業へ取り組みました。こうした体験が、自分の技術をより確かなものへと成長させていきます。