こんにちは!管楽器リペア科の2年です。
「暑すぎて溶けそう…」と思いながらも、今日も大好きな楽器に囲まれて過ごしています。今日は、私の大好きな「相棒」について熱く語らせてください!
私が使っているアルトサックスは、半年ほど前に出会ったYAMAHAの「YAS-82Z」です。

ジャズで使われることが多いモデルですが、実は私はジャズが全く分かりません(笑)。
吹き比べてみて、一番好きな音、一番心地よい吹き心地だったのがこの子でした。今回は、この相棒の「一番大好きなところ」をお話しします!
みなさん、サックスのこの部分の柄をまじまじと見たことはありますか?

そうです!ベルに入っている「彫刻」です。買ったときは「可愛いな〜」くらいにしか思っていなかったのですが、先日の授業で自分の楽器について調べる機会があり、すごい発見をしてしまったんです。
この「82Z」に彫られているのは「アネモネ」というお花。ギリシャ語で“風”を意味する「アネモス」が名前の由来です。
実はアネモネ、色によって花言葉が全然違うのを知っていましたか?
・赤:あなたを愛しています、燃え上がる情熱
・白:希望、期待、真実
・紫:あなたを信じて待つ
…などなど、すごく深くて前向きな意味がたくさん詰まっているんです。
このストーリーを知った瞬間、私は相棒のことがもっともっと愛おしくなりました。

実は最近の私、毎日必死にリペア(修理)の技術を上達させようとするあまり、ただがむしゃらに楽器と向き合うだけになっていました。少し前まではいろんなことにワクワクしていたのに、いつの間にか視野が狭くなっていたんです。
でも、この彫刻の秘密を知ったとき、ハッとしました。
「ただ作業をこなすだけじゃダメだ。こういう小さな豆知識やときめきを大切にすることが、リペアにとっても一番大事なんだ」
って気づいたんです。
一見、修理の技術とは関係なさそうな知識でも、それを知ることで楽器への愛が深まります。そして将来、自分が修理や販売のプロになったとき、お預かりした楽器の「愛おしいところ」をたくさん知っていれば、奏者のみなさんが楽器をもっと楽しむためのお手伝いができるはず、と思えるようになりました。
みなさんの楽器や、楽器屋さんにある管楽器にも、素敵な彫刻が入っているものがたくさんあります。
もしよかったら、「これって何の花だろう?」って調べてみてください。きっと、あなたの相棒への愛がもっと深まって、毎日の練習がさらにワクワクするものに変わるはずです!✨


