こんにちは!ピアノ調律科1年生です。先日、三重県にある「菰野ピアノ歴史館」へ校外学習に行ってきました。ここは、ただ展示を見るだけでなく、実際に展示されているピアノを弾くことができる、ピアノ好きにはたまらない場所です。ショパンが活躍していた古典ロマン派から現代まで、幅広い時代のピアノが展示されていて、昔のピアノの音を実際に触れて、弾いて、そして聴くことができる、貴重な体験ができました。
私は1899年に作られた「ベヒシュタイン」というメーカーのグランドピアノを弾いてみたのですが、その音の滑らかさと、きらきらと粒立つような響きに感動しました!現代のピアノとはまた違う、独特の温かみのある音色が心に残りました。
それだけではなく、ピアノの先祖とも言われる「ハンマーダルシマー」や、進化の過程で生まれた「スクウェア型ピアノ」など、教科書でしか見たことがなかった楽器の実物を間近で見ることもできました。こうした歴史的な楽器を実際に目にすると、ピアノがどうやって進化してきたのか、さらに興味が湧いてきます!私はピアノ調律科で約半年、ピアノの仕組みや歴史を学んできましたが、この歴史館で展示されているピアノは、現代のピアノとは部品の配置や作りが少し違っていて、その違いを発見するたびに「ピアノって本当に奥深い!」と改めて感じました。ピアノが好きな方や、もっとピアノのことを知りたいと思っている方は、ぜひ一度訪れてみてください。ピアノの歴史や音色の違いに感動すること間違いなしです!