長い夏が終わり、ようやく秋が来たと思ったら、あっという間に冬の気配ですね。今年の秋は短かったですが、その間に「芸術の秋」を満喫してきました。今回は、その体験をみなさんにシェアしたいと思います!
9月下旬、トランペット奏者のセルゲイ・ナカリャコフさんの演奏会に行ってきました。普段はJAZZを聴くことが多い僕ですが、クラシックの世界でも彼の名前は知っていました。彼はYouTubeなどで「神業的な超絶技巧」を披露していることで有名ですよね。実際に演奏を観てみると、映像以上に圧巻!口元の動きは最小限で、音が生まれる瞬間が見えないほど滑らかなテクニックでした。あまりにも驚きすぎて、演奏中に思わず笑ってしまったほどです(笑)。
10月上旬には、BIG PHAT BANDのライブを観に、ブルーノート東京へ足を運びました。このビッグバンドは、アメリカが誇るスターたちが集まるドリームチーム。その中でも、トランペットのWayne Bergeronさんは僕にとって特別な存在です。これまで音源では何度も聴いていましたが、生演奏を聴くのはこれが初めて。ステージに彼が登場した瞬間、すでに胸がいっぱいになりました。そして、演奏が始まると…言葉にならない感動が押し寄せ、思わず泣きそうになりました。音楽を聴いてこんな気持ちになるなんて、自分でも驚きです。それくらい素晴らしいライブでした。今ではサブスクやYouTubeで簡単に音楽を楽しむことができますが、生演奏にはそれ以上の「特別な力」があります。空気感や演奏者の熱量が直接伝わってくる瞬間は、何にも代えがたいものです。みなさんも機会があれば、ぜひライブや演奏会に足を運んでみてください。きっと忘れられない体験になるはずです!