• 学生ブログ

2025.06.18

いよいよフルート修理も大詰め!模擬試験に挑戦中!

こんにちは!管楽器リペア科2年生です。今、木管楽器の授業で「フルートの修理実習」に取り組んでいます。私たちの最終目標は、すべてのタンポ(音の穴をしっかりふさぐパーツ)を時間内に交換し、バランス調整をして、実際に演奏できる状態まで仕上げることです。そして、いよいよ本番の試験に向けた模擬試験がスタートしました!「模擬」といっても、実際とほぼ同じ環境で行うので、真剣な雰囲気と緊張感の中で、自分の力をどこまで出せるかが勝負になります。今までの授業や練習の成果を出せるように、作業の手順や道具の使い方をしっかりと計画して臨みました。うまくいったところもあれば、失敗してしまった部分もあります。でも、そういった経験を分析して、「なぜそうなったのか」「次はどうすれば良くなるのか」を考えることで、次に活かしていけると思っています!

1年生のときは、工具の使い方や構造の仕組みなど、基礎的なことを学びました。2年生になると、それに加えて「実際に仕上げた楽器を演奏して確認する」など、より応用的な技術や感覚も必要になります。私はホルンを吹いてきたので、フルートの演奏にはまだまだ慣れていません…。でも、練習していくうちに、「どんな楽器でも、演奏のときの姿勢や息の使い方、音の響きをイメージすること」がとても大事だと実感しました。自然と音がまとまり、一つひとつの音の出しやすさや響き方も感じ取れるようになってきて、最終調整の精度も少しずつ上がっているのを感じます。本番では、緊張に負けず、今までやってきたことに自信を持って挑めるように、不安な作業はきっちり準備しておこうと思います!

  学生ブログ 一覧へ