こんにちは。音楽サービス創造学科1年生です。突然ですが、皆さんは「人におすすめされたものって、なんだか好きになれない」と感じたことはありませんか?実はそれ、「ブーメラン効果」という心理現象が関係しているかもしれません。今回は、音楽好き同士の会話でもよく起きるこの効果について、調べてみたことをお話しします!
◆ブーメラン効果ってなに?
「相手のために」と思って何かを勧めたのに、かえって反発されてしまうこと。これがブーメラン効果です。なぜそんなことが起きるのか? いくつか理由があります。
①「なぜそこまで?」と違和感を与えるあまりにも熱心におすすめされると、「なんでこんなに推してくるんだろう…?」と不信感や警戒心を抱いてしまうことがあります。
②「運命」じゃないと冷める?たとえば、SNSで偶然見つけた曲がドンピシャで好きだった経験、ありませんか?そんな「偶然の出会い」って、強く印象に残りますよね。逆に、あらかじめ「これ、好きでしょ?」と勧められると、どこか作られた感じがしてしまう。このギャップが“冷め”につながるようです。
③「逆にすすめないで…」という反発心ちょっとひねくれた気持ちになってしまうこと、誰にでもありますよね。「他にもいいものあるし」「なんでそんなに強く押すの?」と、かえって反発してしまう。とくに、プログレやオルタナなど、ちょっとニッチなジャンルが好きな人には、強いおすすめは逆効果かもしれません。
◆熱量はほどほどに。大事なのは「きっかけ」かも?音楽の趣味を語り合える仲間が増えるのは、とても楽しいこと。でも、「これ絶対聴いた方がいいよ!」と熱くなりすぎると、逆効果になることも。相手が興味を持ちそうな“きっかけ”をそっと置いてみるぐらいが、実はちょうどいいのかもしれません。
最後に、僕がハマっているニューメタルのおすすめアルバムをひとつ紹介しておきます。興味がある方は、ぜひ探してみてください!