こんにちは!音楽サービス創造学科2年生です。今回は、鍵盤楽器の実習で取り組んでいる「ピアノのセンターピン交換」についてご紹介します!
皆さんは「センターピン」って聞いたことがありますか?
これはピアノの鍵盤やアクション(ハンマーなどの動く部分)を支える、とても大事な金属のピンです。
ピンは「フレンジ」と呼ばれる木の部品に差し込まれていて、その周りにはフェルト(ブッシングクロス)が巻かれています。ただ、このフェルトは湿気で膨らんでしまうことがあり、そのままだと部品の動きが悪くなるんです。
そこで、定期的にセンターピンを交換して調整する必要があります。作業の流れはこんな感じです:
1.古いセンターピンをラジオペンチで外す
2.古いブッシングクロスをメタノールで取り除く
3.新しいブッシングクロスを張り込む
4.新しいセンターピンを選んで削り、硬さを調整する
5.バットに取り付けて完成!
最初はセンターピンを削りすぎてしまい、左右に動かすと「ゆるゆる」になってしまう失敗もありました…。
でも、何度も練習するうちに、「ちょうど良い硬さ」が少しずつ分かってきました。
今月にテストがあるので、合格できるように頑張ります!