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2025.12.05

リペアの小さな相棒!“フィラー”に込めた思い

こんにちは!管楽器リペア科の1年です。入学してから、もうすぐ8ヶ月が経ちます。

あっという間だったような、長かったような…そんな気持ちです。

今、1年生は「フルートのバランス調整」という実技試験を終えたところで、来週からはいよいよサックスの授業が始まります!

ちなみに、今このブログを書いている私は電車の中。試験の結果をドキドキしながら待っているところです(笑)

さて、今回はこの8ヶ月間ずっとお世話になっている「フィラー」という道具について紹介します!

🎵フィラーってなに?

入学してすぐの頃、クラリネットのタンポ交換やバランス調整の授業で「三角フィラー」を使っていました。

このフィラーは、木管楽器を吹いている方なら見覚えがあるかもしれません。実は「あぶらとり紙」を三角形に切って、タンポ(管楽器のキー部分のパッド)の状態を確認するために使うんです。

でも最近、そのフィラーが進化して「帯フィラー」になりました!

これは、あぶらとり紙を2~3mmくらいの細さに切って、爪楊枝に貼り付けたもの。私はこの「帯フィラー」の見た目と作り方がすごく好きで、放課の時間に無心で大量生産してしまいます(笑)

🔧それぞれのフィラーの特徴

実は、三角フィラーと帯フィラーにはそれぞれ得意なことがあるんです!

三角フィラー:角の先がとても細いので、“点”でタンポの状態を確認できます。ただし、薄くて扱いが難しいのがちょっと大変なところ。

帯フィラー:対角線上に“素早く”チェックできるのが特徴。でも、たくさん使うとだんだん「へにゃっ」としてしまうんです…。まるで授業でちょっと疲れた私たちみたい(笑)

💭おわりに

週の半分以上の授業でフィラーを使っているので、最近はなんだか愛着が湧いてきました。この小さな道具たちのおかげで、「リペアって、こういう細かい工夫の積み重ねなんだ」と実感します。

うまくいかない日もあるけれど、フィラーを見ていると「小さな道具だって頑張ってるんだから、自分も負けずに頑張ろう!」という気持ちになれるんです。

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