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2026.02.19

1年の総仕上げ「4Hz変更」

みなさんこんにちは!ピアノ調律科1年です。今回は、1年の集大成ともいえるピアノ調律の授業「4Hz変更1台総仕上げ」についてご紹介します。

12月から取り組んでいるこの課題では、普段の調律作業に加えて「下律(したりつ)」という工程を行います。

下律とは、音を一度大まかに上げてから本調律に入る作業のことです。

なぜ下律が必要なのでしょうか。

それは、チューニングピンは回しても元の位置に戻ろうとする性質があり、1回の調律だけでは音がしっかり上がりきらないからです。

授業では、基準音を436Hzから440Hzへ引き上げる練習をしています。また「1台総仕上げ」という名前の通り、これまであまり触る機会のなかった

1〜12キーの最低音77〜88キーの最高音にも初めて挑戦しました。

調律の際は、ロングミュートという長いフェルトをピアノに差し込み、余分な弦の音を止めながら作業を行います。

『下律』は、時間との勝負です。

音を取るのが遅れると、せっかく合わせた音程が変わってしまいます。さらに、後の調律精度にも大きく影響するため、「大まか」とはいえ、音をある程度そろえながらテンポよく進める必要があります。

私が「4Hz変更1台総仕上げ」でいちばん難しいと感じたのは、時間短縮でした。

調律技能検定3級の制限時間である100分を意識し、時間の使い方を見直したり、無駄な動きを減らす工夫をしたり、苦手な部分は練習時間を増やして対策しました。

始めた頃に比べると、少しずつですが確実にできるようになってきました。それでも、まだまだ課題はたくさんあります。

いつか自分が「これだ」と思える調律ができるよう、これからも多くのことを学び、成長していきたいです。

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