みなさんこんにちは。管楽器リペア科1年です。
私たちは将来リペアマンになるために、毎日実習に取り組んでいます。その中で欠かせない存在なのがリペア工具です。
リペア工具には、管楽器修理専用として販売されているものもあれば、学生一人ひとりが手作業で制作・加工しているものもあります。
今回は、そんなリペア工具の中から、私が普段使っている2つの工具を紹介します。
① バネ掛け

1つ目は『バネ掛け』です。
これは、木管楽器に使われている「針バネ」と呼ばれる細いバネを外すときに使用する工具です。
このバネ掛けは、私たちが学校に入学して最初に作った工具でもあり、とても思い入れがあります。木管楽器の修理には欠かせない工具で、私は楽器の大きさに合わせて2本使い分けています。
自分の手で作った工具が、実際の修理で役立つ瞬間は、とても嬉しく感じます。
② ローハイドハンマー

2つ目は『ローハイドハンマー』です。
このハンマーは、木管楽器のキィ(部品)を叩いて形を整えたり、動かなくなった金管楽器のキャップを外すために使います。
ローハイドハンマーの特徴は、叩く部分に豚の革(ローハイド)が巻かれていることです。そのため、楽器を直接叩いても傷がつきにくいという利点があります。
私は、より狙った場所を正確に叩けるように、片側を削って加工して使っています。
このように、楽器修理では多くの工具が使われており、その多くが技術者の手によって工夫・加工されています。
もしみなさんが楽器修理を見る機会があれば、どんな工具が使われているのかにも注目してみてください。きっと、新しい発見があると思います!

