2025年12月16日(火)、管楽器リペア科1年生を対象にした特別授業が行われました。
今回は、管楽器工房 Geppettoの佐場野代表をお迎えし、クラリネットについての講義と実習をしていただきました。

授業のテーマは、「楽器の調整によって音や吹き心地がどのように変わるのかを体感すること」です。
① 楽器の調整で音が変わることを体験
学生が普段使用しているクラリネットを使い、実際の現場と同じ流れで調整を行いました。まず、「どこが吹きにくいのか」「どんな違和感があるのか」を丁寧にヒアリングし、その内容をもとに、調整が必要な箇所を一緒に確認していきます。


調整後にもう一度楽器を吹いてみると、音の出やすさや吹き心地が大きく変わり、学生たちからは驚きの声が上がりました。
▶ 学生の気づき
相手の話をしっかり聞き、言葉の裏にある「本当の悩み」を理解しなければ、正しい調整はできないことを学びました。
技術だけでなく、コミュニケーション力もリペアマンにとって大切な力だと実感する時間となりました。
② クラリネットのジョイントコルク交換
次に、普段の授業でも行っているジョイントコルク交換の作業を、佐場野代表に実際に見ていただきました。

▶ 学生の気づき
作業のポイントだけでなく、姿勢や手の使い方が仕上がりに大きく影響することを改めて確認することができました。
「いつもの作業」だからこそ、基本を見直す大切さに気づくことができました。
今回の特別授業を通して、学生たちはプロの現場で求められる視点や考え方を間近で学ぶことができました。
楽器を支える仕事の奥深さを実感できる、とても貴重な経験となりました。


