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2026.07.14

使い方には十分注意が必要?!楽器修理に欠かせないある薬品について

こんにちは!管楽器リペア科1年です。

みなさんは、楽器の修理やメンテナンスの現場で、どんな道具や薬品が使われているか知っていますか?

今回は、私たちが授業で毎日のように使っている、あるお役立ち薬品を紹介します!その名も、「ベンジン」です!

■日常でも大活躍!ベンジンってなに?

ベンジンとは、簡単に言うと「工業用のガソリン」の一種です。いくつか種類があるのですが、私たちがリペアの現場で主に使用しているのは「Aベンジン」というもの。

実はこれ、お家での服のシミ抜きや、シール剥がしなどにも使えるとっても便利な液体なんです。

■なぜ楽器修理にベンジンが必要なの?

リペアの世界でベンジンが活躍するのは、主に「脱脂(古いオイルやグリスをきれいに落とす作業)」をするときです。

みなさんも普段、こんなお手入れをしていませんか?

金管楽器: トランペットのバルブオイルや、トロンボーンのスライドオイル、ホルンのローターオイルの塗り替え

木管楽器: 古くなったジョイントコルクの交換

新しくオイルを注したりコルクを貼ったりする前に、古い油分を完全にシャットアウトする必要があるのですが、そのときにこのベンジンが大活躍します。

ベンジンを使うことで、楽器をピカピカのまっさらな状態に戻すことができるんです!

■【超重要】便利だけど、実はめちゃくちゃ燃えやすい!

「お家でも使えて、楽器もきれいになるなんて最高!」……と思いたくなりますが、実はこのベンジン、めちゃくちゃ燃えやすいという大・大・大注意点があります。

液体そのものはもちろん、ベンジンが少し染み込んだだけの布でも、火に近づけると一瞬で激しく燃え上がります。

私たちの実習では、熱でパーツを加工するために「バーナー(火)」と「ベンジン」を同時に使うことがあるのですが、そのときは必ず先生から、

「バーナーとベンジンを絶対に同じ机の上に置くな!!」

ときつく言われます。先生のピリッとした空気からも、どれだけ引火性が高くて危険かがよく分かります。

YouTubeなどにもベンジンがどれくらい燃えるかの実験映像があるので、気になる人はぜひ見てみてください。

「リペアの現場って、実は結構スリリングなんだな」と実感できるはずです。

みなさんも、もしお家でシール剥がしや楽器のお手入れにベンジンを使うときは、火の気にだけは十分に注意してくださいね!

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