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2024.06.06

歴史の中の音色:日本で作られた古い楽器を知ろう

管楽器リペア科2年です。みなさん、日本の古楽器といえば何を思い浮かべますか?笙や尺八、琴や三味線、日本には雅楽などに用いられる伝統的な楽器が多くあります。明治時代、日本は長い鎖国が終わり外国を手本に軍を作りました。外国の軍隊には「軍楽隊」があり、日本もそれを真似て軍楽隊を作りました。これが日本における吹奏楽の始まりです。当時使用していた楽器はヨーロッパから輸入したものでした。やがて日本国内で楽器を造るようになり、管楽器産業が発展していきました。

この写真のトロンボーンはおそらく大正時代後期に造られたもの、、、。現在のトロンボーンよりも管が細く、マウスピースやベルも小さなものがついています。また、当時は金属の加工方法も発展途上であったため、楽器全体が肉厚で見た目に反して重たくなっています。ベルの刻印には「ニッポンバンドインストルメント」と書かれています。

残念ながら日本で作られていた古い管楽器の情報はあまり残っておらずわからない点も多いです、、、。しかし、偉大な先駆者たちの楽器は意外と近くにもあるかもしれません。例えば学校に眠っている楽器とか、意外な経歴の持ち主かもしれませんね。

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