こんにちは!管楽器リペア科2年生です♪最近、木管楽器の修理実習で私が一番苦戦しているのが「試奏(しそう)」です。試奏とは、修理した楽器がちゃんと音を出せるかどうか、自分で吹いてチェックする作業のこと。特に今は「フルート」の試奏に挑戦中です!実は、試奏をしながら修理をする授業は2年生から始まります。私はもともとクラリネットが担当楽器なので、1年生のときに初めてフルートの演奏を習いました。今では簡単なフレーズは吹けるようになったけど、修理後の「試奏」となると、これが本当に難しい!自分でタンポ(パッド)を交換して調整したフルートを初めて吹いたとき、「おおっ!音が出た!」と、すごく感動しました✨でも…鳴らない音もあって、「あれっ?」となることも。吹いては直し、また吹いて、また直して…そんな作業を繰り返して、やっと「よし!完璧!」と思って先生に試奏してもらったら、まさかの「ここ、音出ないね」と言われることも…(泣)
自分では気づかないけど、音が出にくいと、つい無意識にキイを強く押さえたり、息の出し方でカバーしてしまうことがあるようです。でもそれでは、本当に直っているかは分からないんですよね。最近は、近くの席のフルート担当の友達に吹いてもらって、「ここ、ちょっと変かも」とアドバイスをもらったり、先生と「どの音が出にくいか」を比べたりしながら、少しずつ楽器の状態を正確に見られるようになってきました。まだまだ上手くいかないことも多いけれど、自分の手で直した楽器がちゃんと音を出してくれたときの達成感は、1年生のときとは比べものにならないくらい大きいです!これからも、たくさん練習して技術を身につけていきたいと思います!