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2025.07.03

えっ、これがピアノ?歴史ある楽器にふれてきました!

音楽サービス創造学科3年です!先日、音楽サービス創造学科の1年生と、ピアノ調律コースの3年生で、三重県にある「菰野ピアノ歴史館」に見学に行ってきました。

この歴史館には、ヨーロッパの古典・ロマン派時代から現代に至るまで、さまざまなピアノが展示されていて、実際に弾くこともできます。展示されているピアノはどれも構造や音色が異なり、見た目も現代のピアノとは全然違っていて、とても新鮮でした。当時の作曲家たちが、どんな音色のピアノで曲を作っていたのかを肌で感じることができ、すごく貴重な体験でした。中でも印象に残ったのは「スクエアピアノ」です。グランドピアノでもアップライトピアノでもない、独特な横長の形をしていて、弦はハンマーに対して直角に張られています。構造上、調律ピンが通常のピアノよりも奥にあるため、調律には2人がかりで行ったり、特別な長いハンマーを使ったりするそうです。調律を学んでいる私にとって、とても興味深い発見でした。

実際にいろいろなピアノに触れてみることで、写真や図だけではわかりにくい構造の違いや、ピアノがどのように進化してきたかを体感しながら学ぶことができ、知識を深めるよい機会になりました。今回の見学を通して、今私たちが使っているピアノに至るまでに、たくさんの歴史や工夫があったことを再認識でき、さらにピアノへの関心が高まりました。また、菰野ピアノ歴史館へ向かう道中では、菰野町の自然豊かな景色にも癒されました。歴史あるピアノに実際に触れてみたい方、自然の中でゆったりと音楽を感じたい方には、ぜひ一度訪れてみてほしいスポットです!

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