こんにちは!管楽器リペア科1年です。今回は、最近私たちが授業で取り組んでいる「クラリネットのジョイントコルク交換」についてご紹介します。
「ジョイントコルク」とは、クラリネットを組み立てるときに、各パーツ同士をつなぐ役割をしているコルクのことです。(写真参照)
このコルクがあることで、楽器をしっかり組み立てることができます。

まず最初に、管体の太さを正確に測り、必要なコルクの厚みを計算します。そして、計算した厚みより少し厚めのコルクを貼り付けます。
その後、組ヤスリや紙ヤスリを使いながら、ちょうど良い厚みになるまで、ひたすら微調整を繰り返します。

この微調整がとても繊細で、少し気を抜くとコルクが斜めに削れてしまったり、削りすぎてしまい、組み立てたときに噛み合わせが緩くなってしまうこともあります。
また、削る角度がほんのわずか違うだけでも、そのズレが積み重なり、最終的に大きな誤差になってしまいます。
まさに、0.1mm単位の世界です。
これからも、一つひとつの作業を丁寧に、そして少しずつスピードも意識しながら、リペア技術を磨いていきたいと思います。

