2025年10月15日(水)、ピアノ調律科1年生は三重県にある「菰野ピアノ歴史館」へ行ってきました。

この歴史館では、ヨーロッパの古典ロマン派の時代から現代に至るまでの貴重なピアノを間近で見ることができます。中には、実際に触ったり演奏したりできるピアノも!


ベートーヴェンやショパンが生きた時代の“本物の音色”を聴くことができるなんて、まるで時間旅行のような体験です。

そんな特別な空間で学んだ学生たちに、感想を聞いてみました🎹
💬 学生Aさんの感想
モダンチェンバロを見せてもらいました。浜松楽器博物館のチェンバロとは違って、“ピアノに負けないように”作られたエラール社のモダンチェンバロが展示されていたんです。6つのペダルがついていて、中でも面白かったのが“カプラーペダル”。
踏むと鍵盤が2段連動して動き、弦が2本同時に鳴って音が大きくなる仕組みでした。チェンバロは本来、強弱をつけられない楽器なのに、こんな工夫で音量を変えようとしていたことに感動しました!
💬 学生Bさんの感想
実際に当時のピアノを間近で見て、触れることができたのがとても印象的でした。ピアノが長い年月の中で、たくさんの改良を重ねてきたことを肌で感じました。
音を鳴らした瞬間、“この音をベートーヴェンやショパンも聴いていたのかも”と思うと鳥肌が立ちました。浜松での校外学習と今回の見学を通して、昔のピアノにも強く興味を持つようになりました。
これからはもっと知識を深めて、ピアノの修復もできる調律師を目指したいです!
歴史あるピアノを“見る・触れる・聴く”ことで、学生たちは改めてピアノの奥深さを実感したようです。
これからどんなピアノと出会い、どんな音を未来へつないでいくのか楽しみですね✨


