2026年1月22日(木)、音楽サービス創造学科2年生が、三重県にある第一楽器 四日市店を訪問しました。
この店舗は、近鉄四日市駅から徒歩圏内というアクセスの良い場所にあります。店内にはフルートやホルン、トロンボーンなど、約50本もの管楽器が並び、防音室でじっくり試奏できる環境が整っています。
「楽器を選ぶ時間そのものを楽しんでほしい」―そんな想いが伝わってくる空間でした。


さらに、店舗の4~6階には、230席を備えた音楽専用ホール「ムーシケ」が併設されています。生演奏や練習、クリニックなどが行われるこのホールは、楽器店の枠を超えた“音楽の拠点”として、多くの人に親しまれています。

今回の訪問では、ビジネスの授業の一環として、学生たちが実際の店舗運営を見学し、スタッフの方から直接お話を伺うことで、楽器店の工夫や戦略について学びました。
訪問後、学生たちにインタビューすると、次のような声が聞かれました。
「店内に入ってすぐ目に入ったのが、カフェスペースとドリンクサーバーでした。“長時間いてもいいんだよ”と言われているようで、とても居心地の良さを感じました。カフェの前には管楽器の小物や楽器モチーフの雑貨が並んでいて、座りながら商品を眺められる配置が印象的でした。」

「雑貨コーナーのPOPがあえて手書きなのが印象的で、売り場全体から“親しみやすさ”や“あたたかさ”を感じました。平台や棚の高さも低めで、小さなお子さんでも商品に手が届きやすく、親子で安心して買い物ができる工夫がされていると思いました。」
「無料体験イベントや生演奏は、単発ではなく“長く通ってもらう”ことを見据えた戦略だと感じました。楽器に興味を持つ → 始める → レッスンに通う → メンテナンスをする → 楽器をグレードアップする → ホールで演奏する、という流れが、1階から4階まで自然につながっている点がとても印象的でした。」
「1階と2階で店内の雰囲気が大きく違っていたのも印象に残っています。新品商品を扱う1階はモダンで明るい空間、一方で中古ピアノを扱う2階は落ち着いたクラシカルな雰囲気でした。壁にミラーを使うことで、アップライトピアノが多く並んでいても圧迫感を感じさせない工夫がされていました。」
「楽器店にこれほど立派なホールがあることに驚きました。一般の方も利用でき、補助金制度や個人練習での利用も可能な点から、“地域に根ざした音楽の場”とは何かを具体的に学ぶことができました。」
実際に現場を見て、音楽とビジネスがどのようにつながっているのかを体感できた今回の訪問。
学生たちにとって、将来の進路や音楽との関わり方を考える、非常に貴重な学びの時間となりました。

