こんにちは!管楽器リペア科2年生です。
2年生に進級して、早くも2ヶ月目に突入しました。去年の5月も「1ヶ月経つのが早かったなぁ」と思っていた記憶がありますが、今年も同じように充実した毎日を過ごしています。
2年生最初の大きな課題「見積もり検品」を終え、今は木管楽器の授業でフルートに取り組んでいます。

「試奏」という、一番難しくて大切な工程
最近、修理の仕上げに欠かせない「試奏(しそう)」の練習が始まりました。
リペアの世界では、ただパーツを替えるだけでなく、実際に吹いてみて最終確認をします。
・タンポ交換: トーンホール(音孔)が隙間なくピタッと塞がっているか
・バランス調整: 音がスムーズに並んで、均一に響くかこれらを、自分の耳と指の感覚で確かめていきます。
見た目だけではわからなかった「小さな違和感」が、吹いてみることで初めて見つかることもたくさんあります。
担当外の楽器だからこその難しさ
実は、リペア科では1年生でフルートとクラリネット、2年生でサックスを吹けるようになるためのレッスンがあります。
普段自分が担当していない楽器を試奏するのは、本当に大変です。
「この抵抗感は普通なのかな? それとも調整がズレているのかな?」
と、最初は自分の感覚に自信が持てず、とても苦戦しました。
そこで私は、普段からフルートを吹いている友達に、自分が修理した楽器を吹いてもらうことにしました。

「私はこう感じたんだけど、吹いてみてどう思う?」
そうやって友達の感想と自分の感覚をすり合わせることで、「あ、これが“正解”の響きなんだ!」という発見を積み重ねていきました。
自分で「異変」に気づけた時の喜び試行錯誤を繰り返すうちに、少しずつ自分の感覚で異変を感じ取り、修理に繋げられるようになってきました。その瞬間は、何物にも代えがたい嬉しさがあります!
フルートの課題は始まったばかり。これから他の楽器の修理も次々と始まります。
これからも壁にぶつかることは多いと思いますが、仲間と協力しながら、自分なりの「リペアのコツ」をしっかり掴んでいきたいです。

