音楽サービス創造学科3年です!こんにちは!今日は管楽器リペアコースで行っている「アルトサックスのタンポ交換」についてお話しします。今回取り組んでいるタンポ交換は、サックスの音を作る大事な部分の調整作業です!タンポって何?と思うかもしれませんが、簡単に言うと、音を出すために穴(トーンホール)をぴったり塞ぐ柔らかい部品のことです。リコーダーで言うと、指で押さえる穴みたいなところですね。アルトサックスの場合、タンポがクラリネットやフルートより大きくて、調整がとてもシビアなんです。
例えば、新しいタンポを取り付けても、ちょっとでも隙間があると音が出なかったり、音色にムラが出たりしてしまいます。そのため、隙間をなくして、全体を均一に押さえる調整が必要なんです。実際に作業をしてみると、見た目以上に難しい!サックスのキィ(タンポを取り付ける部分)は大きくて、扱いにくい上に、調整中に火を使うので火傷の危険もあります。集中力が試される作業ですが、その分成功したときの達成感はすごいんです!
まだまだ練習が必要な作業ですが、音楽の裏側を支えるこの仕事を極めたいという思いで、日々がんばっています。