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2025.05.27

ピタッとハマるって気持ちいい!フルート修理の奥深さに挑戦中

こんにちは!管楽器リペア科2年生です。私たちは今、フルートの修理実習を行っています。1年生で学んだタンポ(音を止めるためのパーツ)の調整バランスの取り方など、基礎的な技術をさらにレベルアップさせるため、毎日コツコツ練習しています。その中でも、最近私が特に力を入れているのが、「轍(わだち)をつける作業」です。

「轍(わだち)」とは、タンポがフルートのトーンホール(音の出る穴)にピタッと密着するように、タンポにできる溝のこと。トーンホールをしっかりと均等にふさぐために、とても重要な作業なんです!やり方は、まずタンポを少し湿らせてからトーンホールに当て、熱を加えて冷めるまでしっかり押さえます。文章で読むと簡単に思えるかもしれませんが、実はこの「水分と熱のバランス」がすごく難しいんです。

うまくいかないこともありますが、「どうすればキレイな轍がつくのか?」と試行錯誤する時間に、とてもやりがいを感じています。まだまだ練習中ですが、これからも回数を重ねて、しっかり技術を身につけられるように頑張ります!

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