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2025.06.24

「焦がしちゃった!?」クラリネット修理、1年生の挑戦記!

こんにちは!管楽器リペア科の1年生です。今回は、授業で取り組んでいるクラリネットのタンポ交換についてお話しします。

クラリネットの修理は、木管楽器の中でも基本中の基本と言われていて、「クラリネットができなければ、他の木管楽器も扱えない」とまで言われるほど、大切な作業が詰まっています。

はじめは、タンポとキィを接着するための“セラック”という材料の使い方に苦戦しました。量が少なすぎてうまくつかなかったり、火の当て方を間違えてタンポを焦がしてしまったり……失敗の連続でした。それでも、少しずつコツをつかんできて、セラックの適量や火の角度、熱の回り方などが少しずつわかるようになってきました。その分、慣れによる油断やケガのリスクも出てくる時期なので、気を引き締めながら実習に取り組んでいます。まだまだ作業の精度は足りず、うまくいかないこともたくさんありますが、先生の実演をしっかり観察して、注意点やコツを自分のものにできるよう練習中です。「速さ」と「正確さ」、どちらも大切にしながら、授業以外の時間も使って自主練習に励んでいきます!

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