• 学生ブログ

2025.06.26

世界の職人技に出会った日——マウスピースが“自分の音”になるまで

こんにちは!管楽器リペア科2年生です。6月3日、クロサワ楽器伏見店で開催された「セオワニ試奏&受注会」に行ってきました!このイベントには、世界的に有名なマウスピースデザイナー セオ・ワニ(Theo Wanne) 氏ご本人も来場していて、なんとリフェイス(調整作業)を無料でしてもらえる特別コーナーもありました!セオ・ワニ氏は、マウスピースのリフェイサー(=調整職人)としても非常に有名で、彼の名前を冠したマウスピースは、ばらつきのない精密な作りと、エッジの効いた唯一無二のサウンドで、特にJAZZプレイヤーから高い人気を集めています。

では、そもそも「リフェイス」って何か知っていますか?リフェイスとは、マウスピースの形を細かく削って、音色の個性をさらに引き出したり、演奏者の好みに合わせて調整したりする技術のことです。楽器の「音の出方」や「吹き心地」が大きく変わる、大切な作業なんですよ。今回、僕も自分のマウスピースをセオ・ワニ氏にリフェイスしてもらいました。最初に「どんな音がほしいか?」と聞かれたので、僕は「もっとキラキラしていて、はっきりした音がいいです」と伝えました。

するとセオ・ワニ氏は、迷うことなく削り作業を開始。ほんの5分ほどで調整が完了しました。そして吹いてみると――なんと、本当に僕の希望通りの音が出たんです!魔法のような技術にただただ驚きました。

あらためて、「音づくり」の奥深さや、リフェイスという仕事の魅力を実感する一日になりました。僕は今、卒業を控えた2年生として、「将来どんなリペアマンになりたいか」を日々考えています。今回の体験は、その答えを探す大きなヒントになった気がします。

  学生ブログ 一覧へ