こんにちは!管楽器リペア科1年生です。皆さんは「ウィンドマシーン」という楽器を知っていますか?ウィンドマシーンとは、その名の通り“風の音”を出すことができる特殊な楽器で、オーケストラや吹奏楽の中で、嵐や風景を表現する場面などに使われます。
登場する機会は少ないですが、聴いたことがある人もいるかもしれませんね。私はそんなウィンドマシーンを見て、「もしかしたら自分でも作れるのでは?」と思い立ち、休み時間や放課後を使って、自作に挑戦してみました!今回はその製作工程をご紹介します。
手間は少しかかりますが、作業自体は意外とシンプルなので、夏休みの自由研究にもぴったりですよ!
【材料調達】
休日に近くのホームセンターに行き、以下の材料を購入しました。
・ホースリール
・木材
・帆布(はんぷ)
・ネジ など
【組み立て】
まず、ホースリールの幅に合わせて木材をカットし、ネジでしっかりと固定します。
次に、帆布を木材にこすれるように巻き付けて、ホースリールの枠に固定すれば完成!
ハンドルを回すと、まるで本物の風が吹いているような音が出るんです!実は、木材の種類や本数、帆布の素材や張り具合によって音の雰囲気が大きく変わるので、現在も試行錯誤中です。
まだまだ改良の余地がありそうで、作るたびに発見があります。このウィンドマシーンは、先生にお願いして学校のイベントなどで使ってもらえないか相談中です!もし、オープンキャンパスなどで管楽器リペア科に来る機会があれば、ぜひ探してみてくださいね!