こんにちは!管楽器リペア科2年です。今日は、私が今受けている授業の様子を紹介したいと思います!
私は現在、「エクスパンシブ」というコースで勉強しています。2年生の後期からは、「アドバンス」と「エクスパンシブ」の2つのコースに分かれ、それぞれの目標に合わせてスキルを伸ばしていきます。
アドバンスコースは、リペアの技術をより深く学びたい人向け。一方、私が所属しているエクスパンシブコースでは、修理技術に加えて、営業や小物知識など“楽器店で働くときに役立つ”幅広い内容を学ぶことができます。
ここでは、私が特に力を入れている「総合リペア」と「グレードアップ」という2つの授業を紹介します!
🎺総合リペア
「総合リペア」では、自分で修理計画を立てて、楽器を修理します。私は将来、学校販売の仕事をしたいので、吹奏楽部の現場でよくある修理を中心に練習しています。
リペア科の先生は、実際に楽器店で働いていた経験を持つ方が多いので、現場で役立つアドバイスをたくさんもらえます!

この写真は、トランペットのピストンを修理しているときのものです。学校で長い間使われていない楽器は、サビでピストンの動きが悪くなっていることがあります。
そこで、あえてピストンが動かない状態を作ってから、薬品を使い“スルスル動く状態”に戻しました。動きが良くなった瞬間は、本当に気持ちがいいです!
🎵グレードアップ
「グレードアップ」では、試奏の練習をしています。私は中学・高校と吹奏楽部でホルンを吹いてきましたが、木管楽器はちょっと苦手…。
1年生のときにフルートやクラリネット、2年生の前半でサックスのレッスンを受けましたが、まだ簡単に音を出せる程度でした。でもこの授業では、苦手な試奏にもう一度チャレンジできるので、良い練習になっています!
最近は木管楽器が得意な友人に教えてもらいながら、簡単な曲を吹いてみたりと、少しずつ上達してきました。楽器が“鳴る”感覚をつかめてくると、修理のやりがいもさらに増します!
💡その他の授業
そのほかにも、パソコンの使い方、小物(リードやスティックなど)の知識、営業の基本なども学んでいます。修理だけでなく、音楽に関わるさまざまな知識を身につけられるのが、エクスパンシブコースの魅力だと思います。

これからも技術を磨きながら、悔いのない学生生活を送りたいです!


