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2024.03.07

音楽サービス創造499

先日、校外学習で名古屋能楽堂に行きました。能楽師の先生に、能や狂言の違いや歴史、舞台や演じ方について教わりました。能舞台の正面奥には鏡板(かがみいた)という松が描かれた板があるのですが、通常は「老松」という長い年月を経た松が描かれます。しかし、こちらには老松の他に「若松」という珍しい松が描かれていました。

見学に行った際は、若松の方が能舞台上にあり、老松は展示室で見ることができるようになっていました。また、楽屋や舞台の上にも上がらせていただきました。楽屋での準備のやり方、心構えのお話を伺ったり、舞台上では、狂言での笑い方の「型」や基本姿勢と歩き方を教わりました。日常生活とは全く違う発声や姿勢で、とても難しかったです。

授業でも能や狂言について学びましたが、実際に舞台を見ながら学ぶと、より雰囲気が伝わってきたように感じました。今まで能や狂言を見たことが無かったので、今度見に行ってみようと思える見学となりました。

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