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2024.01.18

管楽器リペア463

私は現在、フルートの状態確認を行なっています。確認作業では「フィラー」と呼ばれる紙を使って、ふたが穴をちゃんと塞いでいるかを見る他に、演奏をすることでフィラーでは見つけづらい故障を発見したり、スムーズな演奏の妨げになっている調整の狂いを発見したりします。

演奏での確認はとても難しく、私はとても苦戦しています。フルートは音を鳴らすのが難しいと感じています。サックスやクラリネットのような他の木管楽器は、マウスピースという音が鳴る部品を持つため、それを咥えれば口の位置が決まるのですが、フルートにはそれが無く穴しか空いていないので、最適な音が鳴る口の形や位置を見つけるのに苦労します。

加えて、高い音を鳴らすためには息でコントロールしないといけないなど、そもそも安定して演奏するのに苦労しています。しかし、フルートをしっかりと鳴らさないと不調を見つけられないため、卒業までの数か月の期間で少しでも上達できるようにしていきたいと思います。

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