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2024.02.09

管楽器リペア469

インターンで中学校・高校を訪問し、楽器のメンテナンス、修理をさせていただく機会がありました。そこで何本かホルンとチューバを見ていたのですが、どの学校でもはんだが外れている楽器を発見。もちろん長く使用していることによる経年劣化もありますが、持ち方によって負荷をかけている場合も多いため、今回はそこについてお話しします。

楽器を見るときに確認してほしい、気をつけてほしい箇所は、マウスパイプ付近・抜差管付近です。はんだで付けられている部分に距離があったり、そもそもはんだが外れてしまっていたりすると、変に曲がって金属がよれてしまう、管が抜けなくなるなどの二次災害が発生してしまいます。また、その曲がりがピストンやロータリーの入っている筒(ケーシングと言います)に干渉すると、動かなくなることもあります。

今回写真として載せているのは外れやすい場所、危険な持ち方をご紹介するため、わざとこのようにしました。ぜひ、自分の楽器を確認し、大切に長く使ってください。

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