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2024.03.12

音楽サービス創造502

鍵盤楽器の授業で、アップライトピアノの「バットアッセンブリー(弦を叩いて音を出す部分)」の部品交換テストがありました。古くなった部品を新しい部品に交換していく作業です。

下の写真の長く連なっている部分がバットアッセンブリーです。ピアノは88鍵あり、同数のバットアッセンブリーが付いています。

ただ交換すれば良いという訳ではなく、それぞれの部品交換にチェック項目が3~5個程あります。そのため、全てを意識して完璧な状態に交換するのが難しかったです。ミリ単位で部品の長さを調節する作業に一番苦戦しました。作業を丁寧に行うことも大切ですが、一つひとつの作業に時間をかけすぎず、スピードを意識することも大切だと感じました。

調律師という仕事は音を合わせる調律作業だけでなく、このような部品交換などの作業もあります。そのため、調律師が必要とされていて、良いピアノを保つために必要不可欠な仕事だと実感することができました。

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